英語の4技能は相互に関連している? (2)
前回11/16のブログにて、今回は英語の4技能が「お互いにどのように関連しているのか」
をお話するとお知らせしました。それでは早速ですが、本題に入ります。
4技能のうち「話す」「書く」については、頭の中に「自分の言いたいこと」が日本語でも
英語でもどちらでもよいので存在していて、英語でアウトプットする必要があるときは、
適宜英語で、あるいは英語に訳してから発話あるいは記述する、と言うことではないかと
考えています。「聴く」と「読む」については、英語の単語とか熟語、その他フレーズが
頭に入っていて、その概念を理解している場合に「聴く」と「読む」ができると思います。
上記で「話す」「書く」について述べた時、「言いたいこと」が頭の中にあることが重要
と述べましたが、そもそも「言いたいこと」の文を構成する単語、熟語を知らないと
「言いたいこと」を英語で発話あるいは記述できません。したがって、4つの技能はそれぞれ
英語の単語、熟語とそれらが日本語で何を意味するかが分かってないとできない、という
ことです。ただ「そういう意味において4技能が互いに関係ある」と言ってしまうと、
「そんなの当然のことではないか」と思われるかもしれません。ただ、この考え方はそれなり
に核心をついていると思います。「英語力は知っている英単語数に比例する」という通説
はこの考えを裏付けています。ただし、「話す」については、上記の語彙力プラス「相手が
理解できる程度に正確に発話する」ことが必要な点が、4技能のうちの他の「書く」「聴く」
「読む」とは異なり、より多くの努力を必要とする点だと考えています。
したがって「自分で作る教材」で「明日から使いたい」というモーティベーションを持って
「話す」訓練をするのは、「本当に話したい文」を覚えて定着させることにもなりますし、
「相手が理解できる程度に正確に発話する」練習にもなりますので、是非受講してください……
…と、ここまで書いてきて、このブログを読んでくださっている皆様が「自分で作る教材で
英会話」を受講して下さるのを待てなくなりました。フランス語と中国語とドイツ語と
スペイン語をマスターするために自分でこの講座をやってみます!次の回以降、どうやって
勉強するかをつぶさにブログにアップしますのでご参考ください。